おのにっき

クソ言語を塊にして置いておく場所

蒙古タンメン極豚とぼく

〇食事が食事でなくなる瞬間。

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書く事もないので、この前格闘した蒙古タンメンゴットンの思い出を書いていきます。出来れば墓まで持っていきたいくらい辛かったです。


〇辛いのではなく痛い。


蒙古タンメン中本自体はこの前格闘させて頂きましたが、辛さの中に旨味がある。しかしながら僕の辛さ耐性はスペランカーCoCo壱ではいつも甘口。王子様カレーなのでその旨味に辿り着くまでに残機が4つほど減ります。


今回はゴットン、まあニュアンスは汲み取り便所を想起させますが肉の脂でいくらかマイルドになっているはず。そう思った僕は余裕ぶって辛味オイルを全部入れました。


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↑明確にケツを殺す意志を感じさせる赤。


刺激臭などはなく、普通に美味そう(赤色を見なければ)なので一口かきこみました。


あら、美味しい。僕がこのラーメンを真に楽しんだ二秒間は終わりました。


痛い。


めっっっっちゃ痛い。


舌にダメージが綺麗に入る。


ダメージの入った舌は例えプリンだろうと焼石のように熱く感じる。涙が零れました。食べながら泣いたのは小学生でトマトが食べらなくて掃除時間まで粘った時以来。


これ作ったやつ頭おかしいんか?


傷害罪で訴える事は出来ないんか?


二口食べて情けなく声を出して嗚咽し、泣きました。お腹は必死に「異物が入ってきたよ!」とギュルギュル言っていました。


その異物を入れたのは俺の意思なんや。



〇耐えるコツを掴む。


痛すぎる、辛過ぎる。ガッボガボお茶を飲む。2Lのペットボトルは半分消え去った。


そこで僕は気付いたんですよ。舌から完全に辛味を奪い去ると次の一口は確実にクリティカルヒットする。絶対に痛い。


なので中盤からはあえて水を我慢し、治癒力(?)に賭けました。この戦法は大当たり、何とか麺を完食。Tシャツはさながら滝行のようにビショビショでした。濡れる。


〇地獄汁


麺は正直食べられましたが汁が辛味オイルを全て飲み込んでいる、言わば見えている地雷なんですよね。冷めてたのに舌が触れた瞬間先端が千切れたかと思いました。


しかしここでも水我慢戦法で耐え切る。肩が痛いプロ野球選手が鉄球を投げて「ボール軽!全然痛くないわ!」って自らを麻痺させていた時代を思い出す。令和の時代に何十年も逆行する。


まあ鼻から抜けていく辛さ、ヒリつく口の中。


あっっっっっつ。


痛っっっっ。


しかしここで思わぬ幸運が舞い降りました。


口の中ボロボロ過ぎて何も感じなくなった。


ごくごく飲めるようになったんです、急に。脳のリミッターが外れたんだと思います。親に産んでもらった身体を傷付けることを謝りながら、遂に完食。二度とやらん。


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↑インスタント血の海。地獄。カップに入った拷問。


〇余談


ケツから出る時はすげえ痛かったです。切れ痔なので。あと、翌日に高速バスに10時間乗ったおかげでアナルは3日痛みました。